＜旧正月＞＜大雪＞観光業が悲鳴！ツアーキャンセル1万5800件―中国

2008年2月13日、今年の歴史的な大雪の影響により、被災地の観光業は悲鳴をあげている。例年、春節（旧正月）休暇にはどの観光地も観光客で溢れかえるが、今年はキャンセルが続出。全国17の省（区・市）で計1万5800件にも上ったという。「人民ネット」が伝えた。

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大雪の影響で各地の道路や鉄道が封鎖されたため、祝祭日の旅行などを管理する全国假日旅遊部際協調会議弁公室（全国假日弁）は全国の関連部門に対し、「国民に遠出を避けて近場の旅行を楽しむことを呼びかけるよう」通知を行った。そのため今年は「市内観光」や「省内旅行」の人気が高かったという。

また、大雪の被害を受けなかった海南省や雲南省、東北三省などは、例年並みの観光客が訪れ賑わった。中国では今年からメーデーのGWが無くなり、大型連休が「春節」と「国慶節」（建国記念日）の年2回になったが、ここ数年は海外旅行熱も高まっているという。特に「ヨーロッパ旅行」が人気だそうだ。（翻訳・編集/NN）