Record China 2008年2月13日(水) 10時25分
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11日、世界気象機関所属のルパ・クマ・コリ博士は中国の大雪がラニーニャ現象と関係しているとの見方を示した。写真は湖北省。大雪で断たれた電線の復旧工事を行っている。
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2008年2月11日、世界気象機関所属のルパ・クマ・コリ博士は中国の大雪がラニーニャ現象と関係しているとの見方を示した。中国新聞社が伝えた。
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南米エクアドルからペルーにかけての東太平洋の海水温が上昇する現象をエルニーニョ現象、逆に低下する現象をラニーニャ現象と呼ぶ。ラニーニャ現象は東アジア地区に厳冬をもたらすことが知られており、今年1月に中国を襲った空前の大雪もその影響を受けたとコリ博士は指摘した。ただし、ラニーニャ現象が大雪を生み出した唯一の原因ではないとして、複数の要因が積み重なったものであることを指摘した。
コリ博士はラニーニャ現象は季節風地域にしばしば強い風や洪水を引き起こすことや大西洋での台風の発生確率を上げることを挙げ、注意を促した。昨年秋に発生したラニーニャ現象は現在もまだ続いており、今年の秋まで持続する可能性が伝えられている。(翻訳・編集/KT)
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