総額637億円の鉄道建設プロジェクトがスタート―新彊ウイグル自治区

Record China    2008年2月12日(火) 11時23分

拡大

12日、中国国家発展改革委員会は今年、中国西部の新彊ウイグル自治区に新たに3本の鉄道路線を開通させることを決定。プロジェクトの総投資額は42億5000万元(約637億円)にも上るという。写真は「精伊霍鉄道」建設の様子。

(1 / 6 枚)

2008年2月12日、中国西部の新彊ウイグル自治区が鉄道建設ラッシュに沸いている。中国国家発展改革委員会は今年新たに3本の鉄道路線を開通させることを決定した。プロジェクトの総投資額は42億5000万元(約637億円)にも上るという。「中国新聞ネット」が伝えた。

その他の写真

新たな建設プロジェクトは、奎屯(クイトゥン)―北屯(ベイトゥン)の建設、南彊鉄道の吐魯番(トルファン)―庫尓勒(コルラ)の拡張、烏魯木斉(ウルムチ)―精河(せいが)鉄道の複線化。それぞれに対する投資額は順に17億5000万元(約262億円)、12億元(約180億円)、13億元(約195億円)となっている。

また、04年から建設が始まっている精伊霍鉄道(精河―伊寧―霍城)鉄道は32か所のトンネル工事も終了し、今年末までには貫通できる予定。精伊霍鉄道は新彊ウイグル自治区初の電化鉄道で、東は精河駅から西は中国・カザフスタン国境のコルガスまで全長300km。全線の投資額は60億元(約900億円)にも上る。

新彊ウイグル自治区は、石油や石炭などが豊富に採れる重要なエネルギー生産基地。そのエネルギーを輸送する鉄道インフラの構築が急ピッチで進められている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携