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2月8日、中国の2008年上半期における海外渡航者数が2160万人になるとの予想が。前年同期比で12.4%の大幅な増加となり、アジア・太平洋地区で最高の伸び率を示すことに。資料写真。
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2008年2月8日、クレジットカードの「マスターカード・ワールドワイド(MasterCard Worldwide)」が世界的な観光業に関する最新の予測を発表。「中国新聞網」がその中身を伝えた。
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同社の予測では、08年上半期における中国本土からの海外渡航者数は2160万人になり、前年同期比12.4%の大幅増でアジア・太平洋地区で最高の伸び率となる。07年下半期では7.5%となり、これまでの急激な上昇傾向が減速したかに見えた中国だが、08年に入ると再び勢いを回復。08年は個人と商用での出国者がさらに増えると見ている。同地区における08年上半期の海外渡航者数は全体で7950万人になり、そのうち4分の1が中国本土からだと同社は予想している。
同社のアジア・太平洋地区主席経済顧問の王月魂(ワン・ユエフン)博士は、北京、上海、広州など中国の大都市における中産階級家庭の増加が渡航者数増加の原動力になっていると指摘。中国の海外渡航者数は今後さらに増え続けると見ている。(翻訳・編集/本郷)