「ナタ2」の音楽で話題、中国貴州「舞楽蝉歌」楽団のトン族大歌 02-20 15:05
「デュエットナイトアビス」の第1回クローズドβテスト「夜明けへの旅」が開催!TGSで先行公開された新たなキャラや新武器も登場 02-20 15:03
船井総合研究所、韓国のセトワークスと戦略的パートナーシップを締結 両国企業向けにグローバル展開を支援 02-20 15:02
“緊迫の30分”中国軍ヘリがフィリピン航空機に3mの異常接近…警告に応じず 「乗組員と乗客の生命危険にさらす」南シナ海上空 02-20 15:04
「結果を求めて全力で」「ケガなく少しでも上を」「前回を超える」壷井達也、三浦佳生、友野一希の意気込み【四大陸選手権】 02-20 15:01
「目標とする点数の達成を」「力を出し切りたい」アイスダンス吉田唄菜・森田真沙也組、田中梓沙・西山真瑚組の意気込み【四大陸選手権】 02-20 15:01
【2025年版】全国のおすすめお花見スポット・イベントまとめ!桜・梅・チューリップの絶景スポット 02-20 15:03
49歳FWマグノ・アウベスが異例の現役復帰を決断! 息子と一緒にプレーへ 02-20 15:00
韓国で社会現象となった歌謡番組の日本版スタート 細川たかしが20歳青年の演歌を評価「俺の弟子になればいい」 02-20 14:56
中国と新たな貿易協定を締結することについてトランプ大統領「可能だ」「習近平国家主席と非常に良い関係にある」 02-20 14:53

<米大統領選・トランプ勝利>日中はウィンウィンの関係構築を=ソ連崩壊以上の大きな変化起きる―有力外交筋

八牧浩行    2016年11月10日(木) 9時0分

拡大

米大統領でトランプ氏が勝利したことについて、有力外交専門家は「ソ連崩壊以上の大きな変化が起きる」と指摘。日中双方にウインウインの関係を構築する努力を求めた。資料写真。

2016年11月10日、米大統領に共和党候補のドナルド・トランプ氏が民主党候補のヒラリー・クリントン前米国務長官を破ったことについて、有力外交専門家はグローバル化に対する反発の声が高まり所得格差が拡大していることに反発したもので、ソ連崩壊以上の大きな変化が起きる」と指摘。2050年に9500万人規模となる日本は「中国と共存し、中国のパワーを取り込んでいく必要がある」とし、日中双方にウインウインの関係を構築する努力を求めた。

米大統領選挙結果はグローバル化に対する反発の声の高まりが背景。職が奪われ所得格差が拡大していることに反発したものだ。ソ連崩壊以上の大きな変化が起きてくる。保護主義の流れができ、環太平洋連携協定(TPP)は批准されず、成立は困難となった。米国の「アジア回帰戦略」が崩壊したと言え、日本に与える影響は大きい

2050年には日本の人口は9500万人に減少する。一方で同年には中国の国内総生産(GDP)は日本の10倍に拡大する。日本は中国と共存し、中国の市場を活用しなければ生きていくのは難しい。経済と安全保障を切り離して、中国のパワーを取り込んでいく必要がある。日中双方はウィンウィンの関係を構築する努力が欠かせない。

中国は所得倍増計画(10年間)の達成、構造改革、環境汚染対策など解決しなければならない。6%台の経済成長が確保できなくなれば、民衆の反発や権力闘争が起きかねず、対外強硬論に傾く恐れがあり、日本にとってリスク要因となる。

日本は、国家資本主義を推進する中国主導の世界体制にしたくないが、中国をけん制するためにロシアに近づくのは問題がある。北方領土問題が解決されるか不明だ。アベノミクスは基本的には外需に期待しており、トランプ政権の登場で厳しいものになるだろう。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

この記事のコメントを見る

中国の本ならレコチャのオンラインショップへ
中国・韓国関連の本の販売依頼も受付中

中国や韓国の専門知識を生かしませんか?
レコードチャイナではコラムニストを募集しています。
どしどしご応募ください!応募はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携