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皇室専用電話を体験している観光客。
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2006年7月22日、北京頤和園(いわえん)内の、清時代の「皇室専用電話」が復元された。関係者の話によると、慈禧太后(じきたいこう)[1835年11月29日〜1908年11月15日]と光緒帝(こうしょてい)[1871年8月14日〜1908年11月13日]は、お互いの連絡のために、1908年、清政府頤和園の水木自親殿と中南海東配殿の間に、電話回線を架設したという。これは中国の歴史上、初の電話回線となるものだ。今回の試みは、頤和園管理処が中国網通会社の協力を得て実現した。今後、観光客はここを訪れるとき、100年前の「皇室専用電話」を実際に体験することができる。この専用回線は、故宮の皇室電話局ともつながっている。この他に、ここ「水木自親殿」では、1台の復古調デザインのICカード電話機が設けられている。もちろん観光客は、こちらの最新式のICカード電話でなら、どこへでも電話することができる。
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