フライメディア 2016年11月1日(火) 21時10分
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10月26日、騰訊網によると、重慶市で83歳の夫と81歳の妻による、66年越しの結婚式が25日に行われた。
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66年越しの結婚式を挙げたのは、夫・古臣坤さんと妻・何光英さんだ。2人は今から66年前の1950年に結婚したが、古さんがほどなく朝鮮戦争の義勇軍に参加したため、結婚式を行っていなかった。古さんは戦場で負傷し下半身がマヒ状態に。以後60年以上にわたり、妻である何さんが付きっ切りで古さんのお世話をしてきた。
共に白髪になるまで寄り添ってきた2人だが、古さんは結婚式が挙げられなかったことがずっと心残りだった。愛する妻のためにと望む古さんの思いに現地の行政、友人、社会団体が賛同、支援を行い、66回目の朝鮮戦争義勇軍出兵記念日(抗米援朝記念日)にあたる10月25日に、結婚式が挙行されることとなった。
当日、古さんは真新しい軍服姿で、何さんは赤い服に身を包んで会場に姿を見せた。この特殊な結婚式には村人のほぼ全員が出席したという。式では長きにわたり苦楽を共にしてきた2人の生活を記録した写真が披露され、参列者の涙を誘うシーンも。しかし当の2人は笑顔を見せながら懐かしそうに振り返っていたようだ。
半世紀以上にわたり、仲睦まじく平穏な暮らしを続けてきた2人は村人にとっての羨望の的。若くして半身不随となった夫の面倒を見続けてきた何さんは、それでも「幸せだ」と語っている。夫の、そして周囲の人の働きかけで実現した結婚式で、その思いはさらに深まったことだろう。(提供/フライメディア)
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