Record China 2008年2月5日(火) 6時0分
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2月3日、毒入りギョーザ事件で揺れる中国で、「中国の食品は不衛生に見えるが、その実とても衛生的」とする記事が共産党系の機関紙に掲載された。中国在住の米国人が書いた手記とあるが…。資料写真。
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2008年2月3日、中国共産主義青年団の機関紙「中国青年報」発行の週刊新聞「青年参考」は、中国在住3年になる米国人が書いたとする手記を発表。
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「不衛生な中国食品、実はとても衛生的」というタイトルのこの手記。抜粋すると「中国に来た当初は、炎天下に道ばたで売られるむき出しの豚肉や、地面に無造作に置かれた野菜と生ゴミ、それにたかる無数のハエに腰を抜かした。レストランはもっとひどく、汚れた床に汚れた食器。調理場は肉も野菜も一緒に置かれ、鍋やフライパンはさびてボロボロ」と散々な印象。
「だが、中国5000年の食文化は極めて衛生的だ。どんな小さなものでも箸を使って運ぶ。料理を直接手でつかまない。肉は塊で調理せず、薄切りかミンチ状の物を使う。90%以上の料理は加熱して出される。たとえそれがサラダであってもだ。飲み物にも沸騰した湯を使う。中国の台所は確かに不衛生だが、すべてが加熱殺菌されていると思えば安心。米国に住んでいた頃、年に数回はおなかを壊していた私だが、中国で暮らした3年間で具合が悪くなったのは1度だけだ」と、食の安全を強調している。
筆者の米国人について、説明は一切ない。「米、ベンジャミン」とだけ記されたこの手記を、どんな経緯で「青年参考」が取りあげたのかも不明である。(翻訳・編集/本郷)
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