北朝鮮問題で米韓の溝深まる、軍事資産めぐり隔たり―韓国紙

Record China    2016年10月25日(火) 10時50分

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23日、韓国・中央日報は、北朝鮮の核問題をめぐり朝鮮半島の緊張が高まったことを受け、「原子力潜水艇など軍事的な戦略資産などに関連して、米韓の間で対立が鮮明となっている」と報じた。

2016年10月23日、韓国・中央日報は、北朝鮮の核問題をめぐり朝鮮半島の緊張が高まったことを受け、「原子力潜水艇など軍事的な戦略資産などに関連して、米韓の間で対立が鮮明となっている」と報じた。米華字ニュースサイト多維新聞が伝えた。

米国防総省で20日開かれたカーター米国防長官、韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相の会談で、韓国防相は厳しい表情をほとんど崩さなかった。同日開かれた米韓安全保障協議会について、両氏は共同声明を発表。国連安保理決議に違反して核実験を強行する北朝鮮に合同で対応するとともに、地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の配備、海軍の合同軍事演習の強化などを進めると表明した。

しかし、韓国が盛り込むことを期待した米国の原子力潜水艇、戦略爆撃機などの戦略資産を、常時朝鮮半島の上空に配備することについて、声明では触れなかった。カーター氏は韓国側の意見に賛同したものの、米国側は「声明に盛り込めば北朝鮮に誤った情報を伝えることになる」と主張した。(翻訳・編集/大宮)

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