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15日、センザンコウを珍味として珍重する中国人とベトナム人の間で密猟が横行している。ベトナムや中国では肉は美食の材料として、鱗は漢方薬の原料として珍重されてきた。写真はセンザンコウを食べないよう呼びかけるポスター。
2016年10月15日、参考消息網によると、中国とベトナムでセンザンコウの密猟が横行している。
独ラジオ局ドイチェ・ヴェレはセンザンコウの密猟問題を取り上げた。絶滅危惧種として売買が禁止されているセンザンコウだが、いまだに各地で密猟が横行している。国際自然保護連合(IUCN)の統計では過去10年余り100万頭を越えるセンザンコウが密猟によって殺されたという。
センザンコウは鱗を持つ陸上ほ乳類というきわめてユニークな種だが、ベトナムや中国では肉は美食の材料として、鱗は薬の原料として珍重されてきた。今や自国だけではなくウガンダなどアフリカのセンザンコウをも輸入する動きが広がっており、種の保護にとってはきわめて困難な状況が続いている。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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