韓国が中国人観光客の誘致に新政策、日中韓航路のクルーズ客はビザなしで―中国メディア

Record China    2016年10月15日(土) 5時40分

拡大

14日、韓国法務部は今月から外国人観光客に対するビザ政策を試験的に緩和する方針を示した。資料写真。

2016年10月14日、国際在線によると、韓国法務部はこの日、今月から外国人観光客に対するビザ政策を試験的に緩和する方針を示した。より多くの中国人観光客を誘致し、国内産業の活性化を図るのが狙いだ。

新たなビザ政策は来年3月までの6カ月間、指定したクルーズ船で韓国を訪れる個人客のノービザ入国を認めるというもので、対象となる船は主に日本、中国、韓国を結ぶコスタセレーナ、サファイアプリンセス、クアンタム・オブ・ザ・シーズなど。乗客の多くが中国人であることから、対象となるのは中国人観光客が中心になるとみられている。

中国人クルーズ客の場合、中国で指定された旅行会社のクルーズツアー参加者に対して3日間のノービザ観光が認められているが、新政策実施後は旅行会社を通さない場合でもビザなし入国が認められることになる。韓国では済州島で中国人観光客による殺人事件が起きたことから新政策を不安視する声も聞こえるが、政府は「(試験期間が終わる)6カ月後に結果に関する評価を行い、全面的に実施するか結論を出す」としている。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

中国や韓国の専門知識を生かしませんか?
レコードチャイナではコラムニストを募集しています。
どしどしご応募ください!応募はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携