「テレサ・テンの恩師」作詞家ジュアン・ヌー氏が死去、数々のヒット曲を生んだ巨匠―中国

Record China    2016年10月13日(木) 15時40分

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11日、「アジアの歌姫」テレサ・テンの恩師として知られる作詞家ジュアン・ヌー氏が老衰のため重慶市内の病院で亡くなった。写真はジュアン・ヌー氏。

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2016年10月12日、中国新聞社によると、「アジアの歌姫」テレサ・テンの恩師として知られる作詞家ジュアン・ヌー(庄奴)氏が11日、老衰のため重慶市内の病院で亡くなった。

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中華圏でテレサ・テンの代表曲として親しまれている「ティエンミーミー[舌甘]蜜蜜」や「小城故事」をはじめ、数々のヒット曲を手がけてきた。70年近い活動の間に生み出した作品は約3000曲と言われ、テレサ・テンがリリースした中国語ソングのうち、半分以上がジュアン・ヌー氏の手によるもの。テレサ・テンにとっては、まさに恩師となる存在だ。

そのジュアン・ヌー氏が11日、住まいのある重慶市内の病院で亡くなった。ジュアン・ヌー氏は1922年生まれの94歳で、死因については老衰と発表されている。

テレサ・テンの兄で、「テレサ・テン文教基金会」代表を務めるドン・チャンフー氏によると、2013年に何度かジュアン・ヌー氏と会う機会があり、90歳を超える高齢ながら非常に元気だったという。しかし今年初め、テレサのファンクラブの重慶代表から、歩行不能であることを知らされており、さらに今月初めに入院した時には、心の準備をしておくよう連絡を受けていたことを明かしている。

北京生まれのジュアン・ヌー氏は49年に台湾へ渡り、新聞記者や舞台俳優などを経て、作詞家として活動。「簡潔で優しい言葉」をモットーに、数年前まで精力的に活動を続けていた。(翻訳・編集/Mathilda

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