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30日、中国国家統計局の速報データによると、GDPに対する個人消費の貢献度が7年ぶりに投資を上回った。07年のGDPは前年比実質11.4%増の24兆6619億元(約369兆円)に達したという。資料写真。
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2008年1月30日、国家統計局の速報データによると、GDPに対する個人消費の貢献度が7年ぶりに投資を上回ったことが明らかになった。07年のGDPは前年比実質11.4%増の24兆6619億元(約369兆円)に達したという。「中国証券報」が伝えた。
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その内訳は、個人消費が前年比実質16.8%増の8兆9210億元(約133兆円)で、投資が前年比実質24.8%増の13兆7239億元(約205兆円)。輸出が前年比実質47.7%増の2622億ドル(約27兆円)となっている。
専門家によると、01年以降、GDPに対する投資の貢献度は6年連続で個人消費を上回ってきた。ところが昨年この構造が崩れ、中国経済は転換点を迎えたという。08年は北京五輪による経済効果も手伝って、個人消費の貢献度はさらに上昇すると見られている。(翻訳・編集/NN)
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