Record China 2008年1月30日(水) 21時22分
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28日、上海市街区域に住む小中学生の肥満発生率が年毎に上昇しているとの調査結果が。同時に男子学生、女子学生ともに肥満検出率が全国平均を大きく上回っているという。写真は06年に同市で行われたダイエットキャンプ。
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2008年1月28日、上海の「新聞晩報」とそのサイト「解放網」は上海市街区域に住む小中学生の肥満発生率が毎年上昇を続けていると報じた。
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上海市衛生局が発表した「2005年上海学生の体質および健康に関する調査研究結果」によると、上海市街区域の7〜22歳の学生のうち11.5%が肥満と診断され、00年より1.4ポイント上昇した。男子学生の肥満検出率は15.1%で全国平均の3.71%をはるかに上回り、女子学生は9.2%で全国平均の4.19%に比べ2倍以上の高さとなっている。
中国では、総人口の約4分の1に当たる23.2%が正常な体重範囲を超えており、肥満大国の仲間入りをしている。専門家は、成長期における肥満は多くの疾病を引き起こす危険性が高いと指摘。同時に青少年の心理にも悪影響をもたらすと話す。
肥満学生の50%は成人しても肥満のままであることが調査で明らかになっているため、同市衛生局は学生の肥満防止に力を入れており、学校を通じて学生や保護者を対象に食事や運動に関するアンケート調査を実施している。(翻訳・編集/本郷)
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