Record China 2008年1月30日(水) 20時2分
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28日、上海の正しい方言を普及、保護するため、政協の委員が毎日30分間の「方言ニュース」の放送を提案したという。写真は東方明珠電視塔。
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2008年1月28日、上海市の市政協委員で、上海瀘劇院の演劇員・馬莉莉(マー・リーリー)は「上海の方言を保護することはすなわち上海の都市文化を守ることです。正しい上海語を伝えていくため、テレビやラジオで毎日30分、上海語のニュースを放送することを提案します」と語った。また彼女は以前、上海方言文化の保護に関する提案を議会へ提出したことがあるだけでなく、今後新たな提案の提出も検討しているという。「上海青年報」が伝えた。
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馬委員によると、学校での共通語(普通話)教育やテレビなどの影響で、上海の多くの子供たちはすでに上海語だけを使ってコミュニケーションをとることが出来なくなっており、また彼女の所属する瀘劇(上海語を使った地方劇)の劇団では、正しい発音の上海語を話せる若い劇団員を募集することが非常に難しくなっているという。
「方言は地方文化の重要な符合の一つであり、瀘劇や上海滑稽劇など上海特有の文化と上海語は非常に密接な関連があります」と、馬委員は会議の席上で方言の重要性を語り、注目を集めただけでなく、多くの委員の賛同を得た。
さらに「テレビやラジオで毎日30分、上海語を使ったニュースを放送することは出来ないでしょうか?そうすれば正しい上海語の普及と保護に大きく役立ちます」と提案。
馬委員は「1つの都市文化として、上海語をこうした形で埋没させたり変形させたりするべきではない」と主張し、上海語および上海文化を保護する新たな提案を議会に提出することを現在検討しているという。(翻訳・編集/HA)
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