前年比187％増！07年自動車輸出総額9億5千万ドルで中国No1に―安徽省

2008年1月26日、新華社サイトの「新華網」は安徽省人民政府の発表として、07年の同省における自動車生産台数が5年前より21万3000台多い65万9000台であったと報じた。

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国家税関総署の統計では、昨年1年間の安徽省生産の輸出自動車台数は12万6045台で前年比129．54％の伸びを示し、自動車輸出総額も前年比186．58％増の9億5011万ドルで、06年の全国第3位から一躍第1位に躍り出た。同省には自動車メーカーおよび自動車部品製造工場など1000社以上が集中。自動車産業全体の総生産額は1000億元（約1兆5000億円）を突破している。

工業面の立ち遅れが目立っていた同省が今日のような自動車産業の隆盛を迎えることができたのは、省内の大手自動車メーカーの企業努力によるもので、中でも「奇端」社は独自に自主的知的財産権を持つ自動車の開発に成功しており、昨年からイスラエルのクアンタム社、米国のクライスラー社、イタリアのフィアット社と次々に企業提携を結び、国際戦略強化に乗り出している。

安徽省が公布した第11次5か年計画では、2010年までに同省の自動車生産台数を200万台までに増やし、名実ともに「自動車大省」となることを目指している。（翻訳・編集/本郷）