Record China 2008年1月23日(水) 12時6分
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1月21日、中国のケンタッキーフライドチキン全店で、朝メニューとして中国では定番の「油条(ヨウティアオ)」という揚げパンの販売を開始。1本3元(約45円)という値段に、客からは「高い」と拒否反応も。
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2008年1月21日、上海市のニュースサイト「東方網」によると、中国のケンタッキーフライドチキン(KFC)全店でこの日一斉に朝メニューとして「油条(ヨウティアオ)」の販売を開始した。1本3元(約45円)だが、さて気になる消費者の反応は?
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中国人にとって油条(揚げパンの一種)は、朝食の定番。アツアツのお粥や豆乳と一緒に食べる。この日、テレビCMを見て来店したという女性は早速油条を注文。記者のインタビューに彼女は「確かにおいしいけど、値段が高すぎる」と答え、「屋台で買えば1本0.5元(約7円)で6分の1の値段よ。それに並ぶ必要もないし」と話した。
KFC北京の広報担当者は、「今回投入された油条は食品添加物を一切使用していない安全なもの」と胸を張る。また、中国人の伝統食である油条が、同店で売られるだけでこじゃれたスナックに変身するのを狙っているふしもあるが、値段への拒否反応は気になるところ。お粥に続く中華メニュー第2弾として、油条も朝の人気メニューとして定着するか、注目される。(翻訳・編集/本郷智子)
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