Record China 2008年1月21日(月) 12時10分
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大学院入試の受験者数が01年以来はじめて減少した。専門家は、原因は大学院卒業生の就職難に関係があると分析している。写真は各地の試験会場の様子。
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2008年1月19日、この日、全国で大学院の入学試験が行われた。中国教育省の統計データによると、全国の大学院入試の受験者数は合計約120万人で、昨年に比べて8万2000人減少し、01年以来初めてのマイナスになったという。「中国新聞網」が伝えた。
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ここ数年「大学院受験ブーム」が各大学で広がっており、大学院入試の受験者数は激増していた。05年の受験者数は、04年より22万人増加して初めて100万人を突破し、約117万人。06年はさらに10万人増加、07年には128万人を超えていた。
しかし、今年になってこの「大学院受験ブーム」に初めて陰りが見えた。専門家は「大学院生の就職難が続いていることと関係がある。企業は学歴よりも能力を重視し始めており、給料の高い大学院卒は必ずしも大学卒より歓迎されるわけではない」と分析している。
またここ数年、現行の大学院生の選抜方法や、大学院での教育方法、内容などに多くの不満が寄せられており、これも受験者数が減少した一因だと見られている。(翻訳・編集/HA)
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