Record China 2008年1月17日(木) 11時0分
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15日、国家が認める貧困地域の山西省和順県の前県長・崔保紅被告に対し、1億5000万円近い巨額の収賄と汚職、公金横領の罪で懲役20年の一審判決が下されたと伝えられた。資料写真。
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2008年1月15日、「中国青年報」は山西省晋中市和順県の前県長崔保紅(ツイ・バオホン)被告に収賄、汚職、公金横領の罪で、懲役20年の一審判決が下されたと報じた。
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和順県は国家級貧困県であるにもかかわらず、崔被告は同県県長として在職した01年から05年までのわずか5年間の間に、1000万元(約1億5000万円)近い金銭を不正に入手していた。在職中に33人から総額300万元(約4500万円)に上る賄賂を受け取っていたことが検察当局の調べで判明したが、そのうちの200万元(約3000万円)以上は炭鉱経営者から送られたもの。また1人5万元(約75万円)の相場で、県関連企業への就職も斡旋していた。
04年には同じく起訴され懲役12年の判決を受けた、和順県労働社会保障局元局長の楊彦栄(ヤン・イェンロン)被告とともに、同県内にある石炭関連企業数社の名前で虚偽の労働災害給付金申請書類を作成。晋中市労働社会保障局から補償金429万元(約6400万円)をだまし取った。このほかにも、崔、楊両被告は共同で和順県財政局社会保障金口座から245万元(約3700万円)を着服していたことが裁判で明らかになった。(翻訳・編集/本郷智子)
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