<暦>1月15日は「ラーバー節」、1000年の歴史ある伝統行事―中国

Record China    2008年1月16日(水) 17時33分

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1月14日、旧暦の12月8日は中国で「ラーバー節」と呼ばれ、1000年の昔から続く伝統行事。この日には「ラーバー粥」を食べる。今年の「ラーバー節」は1月15日。

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2008年1月14日、新華社サイト「新華網」は1000年以上の歴史をもつ中国の伝統行事「[月昔]八(ラーバー)節」について紹介。

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[月昔](ラー)とは、古来の祭礼の1種で、殷(商)の時代には春夏秋冬の季節ごとに先祖や天地の神を祭っていたのだが、冬の「ラー」が最も盛大な行事であったため、旧暦の12月を「ラー月」と呼ぶように。

南北朝時代になると、旧暦の12月の8日(バー)を「[月昔]八(ラーバー)」と呼び、五穀豊穣を祈る日と定めた。この日は、釈迦が悟りを開いた日でもあり、仏教寺院では雑穀やドライフルーツなどを入れたお粥をお供え物とし、これを善男善女に振舞ったことから、中国では「ラーバー節」には「ラーバー粥」を食べる慣わしとなった。

現在では、地方によってさまざまな「ラーバー粥」が存在し、本来の宗教的意味は薄れて地方色豊かな美食として人々に愛されている。(翻訳・編集/本郷智子)

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