＜北京五輪＞安全確保、激化する社会矛盾への治安対策が鍵―中国

2008年1月11日、北京市で全国公安庁局会議が開催された。席上、公安部の孟建柱（モン・ジエンジュ）部長は今年最大の目標は北京五輪のセキュリティを確保することにあり、全国の公安組織は積極的かつ着実に任務を果たすよう求めた。

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活動内容としては社会の治安管理業務を強化し、基層社会に深く浸透し治安予防体制を構築、現地の状況に合わせた効率的な治安維持業務を展開するよう求めた。また消防、交通など公共安全の確保に配慮し、各種事件の発生を最大限に予防することも求められた。

特に注目されるのが治安管理業務となる。地方政府による土地収用など社会的矛盾が深まる中、公安は積極的に問題に取り組み、大きな事件が発生する前の萌芽的段階での対処が求められるという。（翻訳・編集/KT）