女形の美は中国をうならせるか、玉三郎が「昆劇」出演へリハ開始―江蘇省蘇州市

2008年1月9日、日中両国初の合同公演となる昆劇「牡丹亭（ぼたんてい）」に出演する歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんが江蘇省蘇州市の蘇州昆劇院でリハーサルを開始した。

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「昆劇」は中国戯曲の祖といわれ、蘇州一帯が発祥の地。ユネスコ世界無形遺産にも指定されており、広く知られている「京劇」よりも古く約600年の歴史を持つ。中でも「牡丹亭」は最高傑作と称される定番中の定番。

中国戯曲にも造詣の深い玉三郎さんは、書生と恋に落ちるヒロインの美しい娘「杜麗娘」を演じる。劇中のせりふもすべて中国語で演じることになっており、特訓を重ねている。

公演日程は今年3月6日から同25日まで京都・南座、5月6日から同15日までが北京の湖広会館。 (翻訳・編集/愛玉)