Record China 2008年1月8日(火) 11時9分
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2008年1月7日、北京五輪の特別種目にも選ばれた中国武術に異変が生じていると地元メディアが伝えた。長い間圧倒的に中国の独壇場だったが、外国選手の台頭により今やその地位が脅かされているという。お家芸の危機か?
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2008年1月7日、北京五輪の特別種目にも選ばれた中国武術に異変が生じていると地元メディアが伝えた。長い間圧倒的に中国の独壇場だった中国武術が、外国選手の台頭により今やその地位が脅かされているというのだ。中国のお家芸は大丈夫か?「三秦都市報」が報じた。
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中国の国家散打(サンダ)チームの張根学(ジャン・ゲンシュエ)コーチによると、近年ロシア、エジプト、トルコ、韓国、ベトナムなどが急速に力をつけており、「かなりの脅威」(張コーチ)になっているという。
中国散打チームといえば見事な技で相手を圧倒し、特に投げ技は天下一品。ところがロシアやエジプトの選手と比べると、身体能力や体格の面ではかなわないという。そのため「今後は筋力トレーニングを中心に強化しなければ」と生き残りに懸命のようだ。
同じアジア圏の韓国やベトナムの選手は、中国チームと同じく高い技術力で勝負するスタイル。こちらも最近のレベル向上は目覚しく、中国のライバルとなる日も近いという。
中国武術がこれほど世界中に広がったことは喜ばしい反面、お家芸のお株を奪われかねない脅威ともなっているようだ。「中国武術古来の伝統を守りながらも、革新すべき時期に来ているようだ」と張コーチは厳しい表情で語っていた。(翻訳・編集/NN)
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