Record China 2008年1月5日(土) 20時44分
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米国から技術提供を受けて第3代原子力発電所が次々と建設される予定。将来的には電力供給のカギを握ると見られている。写真は深セン市の大亜湾原発。
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2008年1月4日、中国政府からの最新の情報によると、中国が米国のウェスチングハウス・エレクトリック(WE)から導入するAP1000(加圧水型原子炉技術)を採用した第3代原子力発電所建設の着工日およびその他主要プロジェクトのタイムスケジュールが決定したという。「新華網」が伝えた。
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中国国家核電技術公司の王董事長は「中国の第3代原子力発電所自主化プロジェクトの、浙江省三門原子力発電所および山東省海陽原子力発電所のそれぞれ2台の発電機ユニットについて、12月31日に工事着工開始の命が下され、プロジェクトの設計、設備購入、現場での準備など全面的にGOサインが出た」と語った。
関係者によると、三門原発の1号機ユニットは08年3月に着工、13年8月に送電開始、その他の3台の発電機ユニットは、それぞれ14年2月、同6月および同12月に送電を開始する予定だという。
また中国の「原子力発電中長期発展計画」によると、2020年には全国の完成済みの原子力発電機ユニットは4000万キロワット、建設中の発電機ユニットは1800万キロワットになる予定。この結果、原子力発電機ユニットの発電機容量が、すべての電力発電機の総容量に占める割合は4%に達することになり、電力負荷の集中する経済の発達した沿海地区では電力供給の構成上、特に重要な意味を持つことになるという。(翻訳・編集/HA)
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