中国人の投げ入れたお金で魚が死ぬ、京都でも問題行為…目立つマナー違反―米紙

Record China    2016年6月21日(火) 16時10分

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20日、観光産業を中心に景気の活性化につながる中国人観光客は各国で歓迎されているが、現地の風習を無視するような行為も目立つという。写真はイエローストーン国立公園。

2016年6月20日、観光産業を中心に景気の活性化につながる中国人観光客は各国で歓迎されているが、現地の風習を無視するような行為も目立つという。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国人男性が米国のイエローストーン国立公園で岩石を破壊したあげく、温泉水を勝手に持ち出したことで1000ドル(約10万円)の罰金を受けた。男性は「医療用のためだった」と話したという。

また、4月には中国人とみられる観光客が京都の清水寺で池に入り、上から流れてくる水をペットボトルに入れていたと報じられた。

中国人観光客のマナー違反は枚挙にいとまがない。タイの観光地・プーケットの保護区でも、中国本土や香港から来た観光客が勝手に魚を捕っていたとして問題となったほか、中国人が幸運を祈って投げ入れたお金が原因で池が汚染され、魚が死んでしまうという出来事も起きている。

また、豪ビクトリア州の秘境にある塩湖では晴れた夜間は水面に夜空が映し出され幻想的な光景が広がるが、「もっと美しい写真が撮りたい」と車で湖に乗り入れた中国人観光客もいたという。

財布のひもが緩い中国人観光客は各地で歓迎されているが、中にはこうした現地の習慣を無視するような行為を平気で働く人もおり、節度ある振る舞いが求められている。(翻訳・編集/岡田)

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