Record China 2007年12月31日(月) 19時29分
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2007年、レコードチャイナで、特に反響の大きかったニュース10本を「2007年10大ニュース」としてシリーズでお送りする。8本目はバーガーもチキンも扱う謎のチェーン店。マック+ケンタ=「マクタッキー」?!
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2007年、レコードチャイナでは様々なニュースを報道してきた。1年を振り返り、特に反響の大きかった10本を「2007年10大ニュース」としてシリーズでお送りする。
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8本目は10月にお伝えしたバーガーもチキンも扱う謎のチェーン店の話題。このほど中国は広州に、二大ファストフードチェーンのマクドナルド(中国名・麦当労)とケンタッキーフライドチキン(同・肯徳基)を脅かす強敵(?)が存在することが明らかになった。その名も「マクタッキー(同・麦肯基)」だ。この日本語ネット上の通称「マクタッキー」、東京の人々に意見を聞いたところ、意外にも「“マック”と“ケンタ”、両方とも食べられるなら最高ですね」という人が多かった。
マクタッキーのセールスポイントは、一つの店で“マック派”も“ケンタ派”も仲良く食事ができるところ。ハンバーガーからフライドチキンまで取り揃えてある。しかも、マクタッキーの商品はすべて2社より1〜2割ほど安く価格設定されている。たとえば広東省深セン市のマクドナルドでは、ビッグマックは11元(約165円)だが、マクタッキーでは同じタイプの商品を9元(約135円)で食べることができる。
マクタッキーの公式サイトの説明には、「マクタッキーは60年代中頃、アメリカの西部を発祥の地とし、間もなくアメリカの地方に拡がった。数十年運営している中で、一流の管理・運営方及び、一流の品質で世界各国に進出している。そして中国広州マクタッキー管理有限会社はアメリカの運営方式を導入し、中華美食と融合してきた。現在中国の各地でチェーン加盟店を募集している」とある。
しかし、大手検索サイトでマクタッキーの英語名(MCCONKEY)を検索しても、アメリカで展開しているという情報は出てこない。そして、マクタッキーは90年代中頃には既に中国に展開していたとの報道があった。
調査により、マクタッキーは現在広東省広州市南部を中心に、北京市、山東省などの郊外にも展開していることがわかった。実際に広州の店舗では、価格はビッグマクタッキーのMセット(ポテト、コーラ)で15元(約225円)と安いが、コーラの味の何かが違和感があった。
全体的に味はイマイチといった評価で、普通はこうした飲食店が混雑する時間帯でも店内に客はなく、とても繁盛しているとは言いがたい。街を行く人によると、地元の人は基本的に入らないということだった。(編集/YO・構成/藤野)
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