<07年レコチャ10大ニュース・3>ドラえもんも!“ニセディズニー” の知的所有権侵害問題―石景山

Record China    2007年12月31日(月) 14時24分

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2007年、レコードチャイナが報道してきた様々なニュース。1年を振り返り、特に反響の大きかった10本を「2007年10大ニュース」としてシリーズでお送りする。3本目は5月に報道した“ニセディズニー”こと石景山遊楽園の知的所有権侵害問題。

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2007年、レコードチャイナでは様々なニュースを報道してきた。1年を振り返り、特に反響の大きかった10本を「2007年10大ニュース」としてシリーズでお送りする。

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3本目は5月に報道した“ニセディズニー”こと石景山遊楽園の知的所有権侵害問題。ディズニーやドラえもん、キティーちゃんなどを模倣したキャラクターを使っている石景山遊楽園は、中国の知的所有権保護が不十分な現状を示す事例として、多くの海外メディアが取り上げた。

石景山遊楽園は「ディズニーは遠すぎる!石景山遊楽園にいらっしゃい!!」をキャッチコピーに、身近で体験できるディズニーランドを売りにしていた。5月3日、レコードチャイナが石景山遊楽園を電話取材したところ、広報の劉(リウ)さんは、最近日本からの取材が殺到してきて困惑していると述べた。しかも日本メディアの取材内容はみな同じで、「ミッキーマウスとドナルドダックがいますよね?」と聞いてくるのだという。

遊楽園側はあらぬ疑いをかけられて、大変に迷惑していると強調した。というのも石景山遊楽園にはディズニーを模倣したキャラクターなどはいなく、いるのはグリム童話を題材にして、同園が作り上げたオリジナルキャラクターだと劉さんは断言した。

過熱する内外の報道を受け、5月10日、北京市版権局は北京市の石景山遊楽園に対し、是正命令を出したことが明らかとなった。同園ではディズニーキャラクターの使用を停止したという。(翻訳/KT・構成/藤野)

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