<福田訪中>「4つの武器」使い北京大生に大うけ、福田節!?でも日本なら…―中国

Record China    2007年12月29日(土) 21時15分

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28日、福田首相が北京大学で行った講演は「4つの武器」の効果で学生から大きな歓声と拍手を得、大好評だったという。

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2007年12月28日、同日午後、福田康夫首相は北京大学で講演を行い、1時間足らずの講演の間に10回もの大歓声と拍手を受けた。福田首相が「大うけ」した秘密は「4つの武器」にあったという。「中国新聞網」が伝えた。

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福田首相の「4つの武器」は次のとおり。

1.「歴史問題に対する反省の態度」

福田首相は「過去を真摯に顧み、反省すべきところを反省する勇気と知恵があって初めて同じ過ちを避けられる」などと歴史に対する認識を語った。

2.「日中関係に関する積極的な主張」

福田首相は「現在の日中関係は、新しい関係の芽が両国のいたるところで芽生えようとしており、まさに第2回目の春を迎えようとしている」と語り、安部前首相の「氷を砕く旅」、温首相の「氷を溶かす旅」に続いて、今回の訪中を「春を迎える旅」と例えた。

3.「中国文化を理解しようとする態度」

福田首相は、講演の中で何度も中国の名言を引用することによって、中国文化に対する理解を示し、聴講する学生との距離感を縮めた。例えば魯迅の言葉を引用して両国関係の未来について語ったという。

4.「普段めったに披露しないと言われるユーモア」

今回の講演では、普段めったに披露したことがないといわれているユーモアを、講演の中だけでなく、学生との質疑応答の際にも披露したという。

今回の講演が、聴講した学生に「日本に対する理解が深まった」と好評だったのは、こうした「4つの武器」の効果が生かされたからだという。(翻訳・編集/HA)

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