ふるさとへのUターンも便利に！「農民工切符」が08年春節からスタート―中国

2007年12月27日、中国鉄道部は2008年の春節（旧正月）から、地方から出稼ぎに来ている「農民工」向けに専用の往復切符を発売することを明らかにした。企業単位でまとめて購入できる窓口も設置するという。中国新聞ネットが伝えた。

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鉄道部の関係者によると、2008年の春節（旧正月）帰省ラッシュから、農民工向けの往復切符を農民工が多い北京や広州などの大都市駅やターミナル駅を中心に試験販売するという。販売期間は2008年1月11―31日で、復路の有効期間は同年2月10―20日になる。

雇用する農民工の数が100人以上の企業は、往復の「硬座」（2等座席）切符をまとめて購入することができ、農民工が駅で長蛇の列に並ばなくても良くなる。また、復路切符には「返」（復路）の文字が印刷され、裏面には社印か財務専用印が押されていないと無効になるという。

鉄道部はすでに学生向けの専用切符を販売しており、「農民工切符」はこれに次ぐ専用切符となった。その具体的な購入場所や方法は、後日通達されるという。（翻訳・編集/NN）