＜北京五輪＞凄腕SPがオリンピックでタッグ！特殊部隊が集結へ―中国

2007年12月27日、華西都市報の報道によると、「VIPのボディガード、一人につき2万元（約32万円）以上」…来年3月、そんなSP特殊部隊300名が成都から北京に向けて出発し、オリンピック協賛企業の幹部やスター、各界の一流人物をオリンピック期間中に護衛することになった。26日、「成都安蓉特衛」社と「雲南警協保安」社が、北京オリンピック期間中、協力して警護にあたることで合意した。

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26日、楊勝利（ヤン・ションリー）氏と狄建華（ディー・ジエンホア）氏という、四川・雲南省を代表する二大凄腕SPが顔を会わせ、武芸を競い…ではなく、北京オリンピック会期中、民間組織として協力し合って警護に当たることで合意した。楊氏は「成都安蓉特衛」社社長で、成都市の名SPと言われる人物。これまで、成都市を訪れた各国人士をはじめ、阿信（シン）や陳楚生（チェン・チュウション）といったスターまで警護した経験を持つ。一方、狄氏は「雲南警協保安」社で総教官を務める、雲南省一のSPと言われる人物。アンディ・ラウ（劉建華）やジャッキー・チェン（成龍）などのボディガードを行った経験を持つ。

来年3月、両社は少なくとも500名の「エリートSP」を北京に派遣して研修させた後、北京オリンピック会期中、公人以外の要人警護にあたる。成都市から派遣されるSPは300名、雲南省からは200名が派遣される。（翻訳・編集/小坂）