<早分かり>内陸部の砂漠が関係か?!砂じん嵐の発生数が増加

Record China    2007年12月28日(金) 12時41分

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27日、甘粛省は季節はずれの砂じん嵐に襲われた。中国北方、内陸部ではおなじみとも言える砂じん嵐だがその被害は深刻で、近年増加する発生数に警戒が強まっている。写真は砂じんに覆われる鄭州市。

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2007年12月27日、甘粛省は季節はずれの砂じん嵐に襲われた。中国北方、内陸部ではおなじみとも言える砂じん嵐だがその被害は深刻で、近年増加する発生数に警戒が強まっている。

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砂じん嵐とはその名の通り、砂嵐とダストストーム(ちりの嵐)とが合わさったもの。空気中を砂やちりが漂っている状態を指す。黄砂がその代表格。視界10km以下で風が弱い状態を砂じん、視界10kmから1kmで風が強い状態を揚じん、視界1km以下を砂じん嵐、500m以下を強砂じん嵐と呼ぶ。視界をさえぎり、自動車、飛行機などの交通に影響を与えているほか、日照をさえぎるため農業生産にも被害が生じる。

近年は黄砂が日本まで到達し、よく知られるようになった。汚染物質の運び手となるとも言われ、警戒が強まっている。一部研究者は中国内陸部の砂漠化が進行していることから砂じん嵐の発生数と規模が増加していると指摘している。(翻訳・編集/KT)

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