Record China 2007年12月26日(水) 19時49分
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25日、国土資源部の徐紹史部長が、中国の耕地資源の特徴を「三少」と表現し警告を鳴らした。
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2007年12月25日、国土資源部の徐紹史(シュー・シャオシー)部長が、中国の耕地資源の特徴を「三少」と表現し警告を鳴らした。中国新聞ネットが伝えた。
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徐部長は「三少」発言の中で、第一の「少」を「人口1人当たりの耕地面積」とした。中国の耕地面積は、昨年末時点で18億2700万ムー(約122万平方キロメートル)、人口1人当たりわずか1.39ムー(約925平方メートル)だったが、北京、天津、上海などの大都市では、国連食糧農業機関(FAO)が定める0.8ムー(約532平方メートル)の警戒線を下回っている。
また、第二の「少」は、「良質な耕地」。そして第三の「少」は、耕地の「予備資源」としている。
拡大を続ける人口増加や都市化、工業化などにより、今後も耕地が削られていくのは避けられない。土地の需給バランスはすでに深刻で、建設用地は需要の半分しか賄えない状況にあるという。このような中、命題である「18億ムー(約120万平方キロメートル)の耕地確保」は、ますます厳しい局面を迎えているようだ。(翻訳・編集/NN)
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