「なぜ中国と電話会談をしないのか?」地元紙がイ・ミョンバク次期大統領を猛烈批判―韓国

Record China    2007年12月26日(水) 14時58分

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23日、韓国の『京郷(キョンハン)新聞』は、李明博(イ・ミョンバク)次期大統領が行った最初の外国首脳との電話会談に、中国が含まれていなかったことを批判する記事を掲載した。『環球時報』が伝えた。

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2007年12月23日、韓国の『京郷(キョンハン)新聞』は、李明博(イ・ミョンバク)次期大統領が最初の外国首脳との電話会談に、中国を含まなかったことを批判する記事を掲載した。『環球時報』が伝えた。

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それによると、李次期大統領は当選後、まず米ブッシュ大統領と、次に日本の福田首相と電話会談を行い、それぞれ両国関係の強化を確認しあった。

ところがこれに中国が含まれなかったため、「韓国はもはや中国なしでは始まらない。なぜ中国を冷遇するのか?」と強い姿勢で批判した。

東西冷戦時代、中国とは敵対関係にあったが、冷戦終結後の92年、中国と韓国は国交を回復。その後、中国には韓国人留学生が激増するなど、両国関係は大変化を遂げた。

中国は韓国にとって今や最大の貿易相手国であり、朝鮮半島の統一問題にも欠かせない存在。同紙は「中国はもはや敵ではない、韓国と切っても切り離せない関係にあるのだ」と中韓関係の重要性を訴える。

記事はまた、「新大統領は当選後、忙しさのあまり中国に電話をするのを忘れたのか?それともいまだ過去の関係にとらわれて、米日との関係だけを強化すれば良いと思っているのか?李大統領の掲げている『実用政策』を、外交においても是非活用して頂きたい」と続く。

そして最後は、「次期大統領は国家安保や外国政策において、最初からボタンを掛け違えているようだ」と痛烈な批判の言葉で締めくくられた。(翻訳・編集/NN)

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