毛沢東の愛娘李敏さん、今は完全に一般人として生活―中国

2007年12月25日、中国のニュースサイト「中新網」は、今は完全に一般国民として生きる、毛沢東の愛娘李敏（リー・ミン）さんを取材した。

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12月26日は、故毛沢東の誕生日である。これに際し、「中新網」の記者は、李さんの取材を行った。

今年で70歳になった李さんは、「目が悪いので外出は少なくなりました。でも、家事をするのも、いい運動になります。毎日、ニュースと軍事、農業の番組は必ず見ます。音楽も好きで、よく昔の曲や革命歌を聞きます」と近況を語った。

また、「小さい頃から、質素な服を着て、普通の庶民と同じ生活をするようにしつけられてきました。今でもその教えはよく覚えています。現在の私は、普通の平民です。もし街に出たり、公園に行ったりしても、誰も私が毛沢東の娘であるとは気が付きません」と父毛沢東の教育について話した。

取材した記者は、「取材の間、笑みを絶やさず、穏やかに話す李さんは、慈悲深い母親のよう。素朴で清潔感のある、どこから見ても普通の人」と、李さんの印象を伝えた。（翻訳・編集/高橋）