Record China 2016年5月26日(木) 20時30分
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26日、韓国のアシアナ航空が社内規定に背きひげを伸ばした機長に対し下した飛行停止処分を正当と認める裁判所判決が出された。写真はアシアナ航空機。
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2016年5月26日、韓国・ニュース1によると、韓国のアシアナ航空が社内規定に背きひげを伸ばした機長に対し下した飛行停止処分を正当と認める裁判所判決が出された。
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ソウル行政裁判所は同日、アシアナ航空が中央労働委員会委員長を相手取り起こした「不当飛行停止救済再審判定」の取り消し訴訟で、原告勝訴の判決を下した。同社の機長だったAさんは14年9月、社内の安全運航チームから「顎ひげを伸ばすのは規定に反している」としてひげをそるよう指示されたが、これを差別だと主張して指示に従わなかった。そのため安全運航チームはAさんの同日以降の飛行業務を一時的に停止、その後、ひげを伸ばす理由の説明書の提出を求めたほか、29日間の飛行停止処分を下した。
Aさんは会社の処分を不当として中央労働委員会に救済を求めた。委員会は社内規定に違反したからといって飛行任務まで外すのは人事裁量権を超えていると判断したが、アシアナ航空は「飛行停止は業務命令」と主張、委員会の判断を不服として昨年6月に訴訟を起こしていた。
裁判所は「業務停止は懲罰的な制裁である懲戒とは別の業務命令」と判断、また「アシアナ航空には制服を着た社員らの頭髪やひげについて端正さを保つ必要性がある」として、指示に従わなかった社員の業務停止には合理的な理由があると説明した。
これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられているが、裁判所の判断には納得がいかないとする声が目立つ。
「最近の裁判所ってどうしてこうなの?」
「機長なら飛行機の運航をちゃんとやってくれればそれでいいじゃないか。ひげの長さと何の関係があるんだ?別に乗客と顔を合わせることもないんだし」
「これが問題になったのは、外国人パイロットを認め、韓国人パイロットを削ろうとしてるからだ。韓国はいつでも外国人ばかり優遇する」
「ひげが長いと重くて燃料を食うのか?もうアシアナには乗れないよ」
「裁判長、飛行機はひげで操縦するんですか?」
「これが韓国のレベル」
「多様性なんてこれっぽっちも認めようとしない、くそ真面目な意識水準だ」
「今の裁判所がこんなだなんて、恥ずかし過ぎて顔を上げられないよ」
「ひげが長いことが懲戒事由になるとは、北朝鮮か?」
「法律は企業の味方であり、役員の見方」
「ひげは汚らしいものだという考え方に問題がある」(翻訳・編集/吉金)
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