蒋介石の遺体、大陸の故郷へ?遺族が島内での移葬を拒否―台湾

Record China    2007年12月24日(月) 12時16分

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23日、蒋経国の三男・蒋孝勇の妻・蒋方智怡さんは二人の遺体を浙江省寧波市奉化市の蒋介石の故郷に葬る意向を示した。写真は奉化市の蒋介石故居。

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2007年12月23日、かつての台湾総統である蒋介石(ジャン・ジエシー)、蒋経国(ジャン・ジングオ)の遺体が安置された慈湖陵、大溪陵が閉鎖された。同日、蒋経国の三男・蒋孝勇(ジャン・シャオヨン)の妻・蒋方智怡(ジャンファン・ジーイー)さんは二人の遺体を浙江省寧波市奉化市の蒋介石の故郷に葬る意向を示した。

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台湾当局は蒋父子の遺体を五指山の軍公用墓地へ移し、慈湖陵と大溪陵を記念館・図書館に改装する計画を持っている。しかし、蒋方智怡さんや遺族の一部はこの措置に反対している。もともと蒋父子は大陸反攻に成功した後、大陸に墓を建てようと考えており、台湾には正式な墳墓は作られなかった。

蒋方智怡さんは「慈湖陵、大溪陵の運営が公費の無駄遣いだというならば、二人の遺体を返して欲しい」と話し、浙江省の故郷へ葬る意向を示した。陳水扁(チェン・シュイビエン)総統は「極めて深刻な問題」とコメント、来年の謝長廷(シエ・ジャンティン)民主党総統選候補は「遺族の問題だ」として与党内でも反応は分かれている。(翻訳・編集/KT)

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