2016年5月18日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の中高生の約4割が「朝鮮半島の南北統一が必要」と考えているとの調査結果が出た。

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昨年、ソウル近郊の京畿道が19歳以上の道民1000人と道内の中高生1000人を対象に行った調査によると、中高生のうち「統一が必要」との回答者は41．5％、「統一は必要ない」は13．6％、残りは「どちらとも言えない」と回答した。また「統一が実現した場合に最も期待する点」を聞いたところ、「軍隊に行かなくて済む」の回答が26．0％を占め最も多かった。他には「離散家族問題の解決」（22．8％）、「大陸とつながることによる新たな機会の創出」（20．0％）、「平壌や白頭山などへの自由な旅行」（12．0％）などが挙がった。

一方、19歳以上では回答者の半数近い48．9％が「統一が必要」と答え、中高生よりも7．4ポイント多かった。「最も期待する点」の回答も中高生とは違いがみられ、「新たな機会の創出」が25．0％で最多、次いで「多様な雇用が生まれること」（23．3％）、「離散家族問題の解決」（15．5％）などとなり、「軍隊に行かなくて済む」の回答は15．4％にとどまった。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「僕らが中高生の時もそうだったよ」

「軍隊に行かなくていいかもと思ってるだろう？少なくとも君たちは絶対に兵役に行くことになるさ」

「今の小学生以上の男の子は期待するな」

「統一されたら守らなきゃいけない面積が広くなっちゃう。まずい…」

「統一されても軍隊には行かなきゃ駄目だ。中国やロシア、日本が軍隊を持っている限り」

「寝言はよせ。統一されたって世界最大の火薬庫であることに変わりはない。それに、米国、中国、ロシアが譲らない以上は統一自体が不可能だ」

「うぶな発想だ。統一されても軍隊は必要」

「統一されたらむしろ国防費を今の何倍にも増やさないといけないはず」

「寝ぼけたことを。北朝鮮の次は中国がいる」

「統一されたら、『統一費用』という名の莫大（ばくだい）な税金爆弾が一緒にやって来る」（翻訳・編集/吉金）