荷物処理システムは世界最大規模！首都国際空港新ターミナルでテスト稼動中―北京市

2007年12月20日、「新華網」は北京市の北京首都国際空港第3ターミナルで現在テスト稼働中の荷物処理システムについて紹介。

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世界最大規模を誇るこの荷物処理システムは、シーメンス（中国）が20億元（約300億円）で受注したもので、前日の19日に正式に首都国際空港に受け渡された。この全自動処理システムはすでに3か月連続で1日1万件から1万5000件の荷物を試験的に処理。来年第3ターミナルが正式オープンするまでに、約70万件の荷物を扱うことになる。

新システムでは、各エアラインのチェックインカウンターで預かった荷物を集散ターンテーブルまで最高速度毎秒10mで運ぶ。これにより、1時間に最高2万件の荷物処理が可能となり、来年の北京五輪期間中の活躍が期待されている。（翻訳・編集/本郷智子）