アンティークの密輸が増加、行き先は主に日本やイギリスなど―中国

Record China    2007年12月23日(日) 17時55分

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近年の「中国ブーム」に伴い、中国アンティークの密輸が増加。主な行き先は韓国、日本、アメリカ、イギリスなどだという。写真は安徽省博物館が05年に一般公開した密輸された文化財。

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2007年12月21日、「人民日報」は、中国からの文化財の密輸増加について報じた。密輸先は主に韓国、日本、アメリカ、イギリスで、以前は個人による少量の持ち出しが大半だったが、最近は業者による大量密輸のケースが増えているという。

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記事によると、近年、「中国ブーム」が高まるとともに、中国の文化財の密輸も増加している。ある家具業者は「中国国内で1万元(約16万円)のアンティーク家具が、国外では約1万ドル(約114万円)で転売できる」と語っている。

海外に密輸される文化財の出処は、遺跡からの盗掘、骨董市、骨董オークションなどで、それらを違法に購入したアンティーク家具業者がコンテナの中に隠して大量に密輸する。それらは主に韓国、日本、アメリカ、イギリスなどに送られるという。(翻訳・編集/高橋)

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