<横顔>バイト店員からF4へ……苦難を乗り越えたシンデレラ・ボーイ―ケン・チュウ

Record China    2007年12月21日(金) 16時17分

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台湾の人気バラエティ番組での発言で中国のファンを非難したととられ、騒動になっているケン・チュウ。これまで正統派アイドルとして順調に歩んできた彼の軌跡に迫る。

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台湾の人気バラエティ番組「康熙来了」出演時に、中国のファンの行動について日本のファンと比較したことで、非難の嵐を浴びてしまったケン・チュウ(朱孝天)。正統派アイドルとしては痛手になってしまったが、人気に影響はないだろうか?

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ケン・チュウ(朱孝天)の名前が中国語圏に広まったのは、なんといってもアイドル・グループF4の一員としてデビューしたからだろう。F4の4人は、人気ドラマシリーズ「流星花園」のキャストとして集められ、その後アルバムデビューも果たした。ドラマが大ヒットしたため、中国、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイなどアジア圏で絶大な人気を博したF4。2003年9月には、「NEWS WEEK(インターナショナル版)」で「全アジアを征服した初めての中国系ポップ・バンド」として大きく取り上げられている。

幼い時に両親が離婚したケンは、単身で働く母親と離れ、シンガポール、マレーシア、タイなどの親戚や知人の家に滞在する孤独な少年時代を送った。17歳で学校を卒業し、シンガポールから台湾に戻った後は、朝晩とも寝食を削ってアルバイトに精を出す日々が続いた。最も苦しい時は3日間、一銭のお金も持っていなかったという苦労時代に転機が訪れたのは、焼肉屋の常連であるTVプロデューサーにスカウトされた時。F4の中でも随一のシンデレラ・ボーイが誕生したのである。

●ケン・チュウ(朱孝天)

1979年1月15日、台湾生まれ。日本のマンガ花より男子」をドラマ化したシリーズ「流星花園」のプロデューサーに見出され、同作品でデビュー。共演したほかの3人とF4を結成して活動するほか、近年はソロ活動にも忙しい。「Love Storm〜狂愛龍巻風〜」などTVドラマを中心に活躍する。2005年にはアルバム「On Ken’s Time」で日本でもソロデビュー。(翻訳・編集/愛玉)

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