スポーツ宝くじ汚職事件、元責任者に10年6か月の判決―中国

Record China    2007年12月20日(木) 18時35分

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19日、国家スポーツ宝くじ管理センターの張偉華・元副主任が賄賂を受け取っていた事件で、北京市第一中級人民法院は元副主任に懲役10年6か月、宝くじ印刷所の劉峰所長に懲役4年の判決を言い渡した。写真は張偉華・元副主任。

2007年12月19日、国家スポーツ宝くじ管理センターの張偉華(ジャン・ウェイホア)元副主任が賄賂を受け取っていた事件で、北京市第一中級人民法院(裁判所)は元副主任に懲役10年6か月、宝くじ印刷所の劉峰(リウ・フォン)元所長に懲役4年の判決を言い渡した。北京晩報が伝えた。

国家体育総局の人事資料によると、張元副主任は1997年9月にスポーツ管理センター副主任に就任、2006年7月に国家体育総局財務管理・審査センター副主任になるまで在職した。

その間の2003年2月以降、張元副主任は責任者としての地位を悪用し、印刷所の劉峰元所長と共謀。宝くじ印刷用感熱紙の購入を、感熱紙の輸出入許可を持たない北京南海陽光科技発展有限公司に委託。2004年までの間に、張元副主任は2万ドル(約226万円)と携帯電話1台、劉峰元所長は1万ドル(約113万円)と1万元(約15万円)を賄賂として受け取った。

これに対し、「賄賂ではない。お金は全て返した」と主張する2人だったが、裁判所はこの訴えを退け、収賄罪としてそれぞれに懲役10年6か月と懲役4年の判決を言い渡した。(翻訳・編集/NN)

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