少数民族の伝統医療が復興、15の少数民族が民族医病院を設立―中国

Record China    2007年12月19日(水) 14時35分

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18日、中国の「民族医薬事業(少数民族の文化・伝統に基づく医療)の発展推進に関する指導意見および関連政策の状況」を説明する記者会見が開催された。民族医病院の診療費用は総合病院の約3分の1と極めて安価なのが特徴という。資料写真。

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2007年12月18日、中国国家中医薬管理局と関連部門は、「民族医薬事業(少数民族の文化・伝統に基づく医療)の発展推進に関する指導意見および関連政策の状況」を説明する記者会見を開催した。衛生部副部長、国家中医薬管理局局長の王国強(ワン・グオチャン)氏によると、民族医病院の診療費用は中国医(漢方医)に比べ約半分、西洋式医療を備えた総合病院の約3分の1と極めて安価なのが特徴だという。

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2006年末時点で、チベット族・モンゴル族・ウイグル族・タイ族・チワン族など15の民族が合計で196か所の民族医病院を設立している。患者数は延べ464万人、入院患者数も延べ12万人を超えた。また、専門の民族医病院以外でも、少数民族自治区の大多数の中国医病院・農村病院では民族医療科が設置されている。

王局長は「民族医薬は特色のある治療と安価な価格で市民の支持を受けている」と話、その意義を強調した。(翻訳・編集/KT)

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