Record China 2007年12月19日(水) 9時3分
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来年の国家的な慶事「改革開放30周年」「北京五輪開催」にあわせて、約30年ぶりに、特赦の実施が提案されている。写真は湖南省の服役囚。
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2007年12月16日、「南方新聞網」は、中国社会院研究員が、来年一部の模範的受刑者に対し、特赦を実施することを提案したと伝えた。
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2008年は、1978年に始まった「改革開放」政策の30周年にあたるとともに、「北京五輪」が開催される年でもある。この国家的な慶事にあわせて、約30年ぶりに、一部の受刑者に対し、特赦を実施することが提案された。
中国では1949年の建国以来、7回特赦が実施されている。建国10周年の1959年から、1975年までの間、蒋介石グループ、満州国、蒙彊自治政府の戦争犯罪に対して行われた。しかし「改革開放」以後は一度も行われていない。
先頃、中国の最高裁判所にあたる最高人民法院の肖揚(シャオ・ヤン)院長も、ある文書の中で、「社会主義と和諧社会(調和のとれた社会)の構築を実行している現在、特赦の実施は、社会の安定と国民の団結に良い影響を与えるだろう」と、特赦の社会的効果を示唆している。(翻訳・編集/高橋)
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