中国の指導者は白髪コンプレックス?!なぜ揃いも揃って黒々艶々の髪なの?―中国

Record China    2007年12月15日(土) 17時40分

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中国の指導者は年のわりに揃いも揃って髪が黒々艶々しているのはどうして?資料写真。

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65歳の中国国家主席胡錦涛(フー・ジンタオ)、65歳の総理温家宝(ウェン・ジアバオ)と54歳の次世代幹部である中国共産党中央政治局常務委員会習近平(シー・ジンピン)などなど…彼らに共通する特徴は、20歳過ぎの若者に勝るとも劣らない黒髪を頭に頂いていることだと、2007年12月13日朝鮮日報が報道した。

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今年10月行われた中国共産党第17回全国代表大会において、権力の中核たる中央政治局の9人の新任常務委員は誰もが黒々艶々とした髪だった。彼らの年齢は52〜67歳、この年齢なら当然白髪もあるのが普通。81歳になる前国家主席江沢民(ジアン・ザーミン)氏も根本以外は黒々とした髪をしていた。

11日、米『ウォールストリートジャーナル』紙では「日本とインドでは髪を染める男性が多いというが、中国以上に白髪を嫌うところはないだろう。中国のある政治家に言わせれば、髪を染めることは必要不可欠」との記事が掲載された。

同紙は「髪を染めるのは、テレビ露出する政治幹部は健康的に見えなければならないからだろう」と分析している。 中国では、労働者にとっても“黒髪”は重要だ。総人口の約6割が39歳以下の中国では、年輩の労働者は若者に追いやられないようにするためにも、髪を染めることを躊躇しないという。

“身体髪膚之れを父母に受く。敢えて毀傷せざるは孝の始めなり”(身体を傷つけないことは親孝行の第一歩)という格言も、髪を含めて考えれば今の中国では過去の話なのだろうか。(翻訳・編集/岡田)。

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