Record China 2007年12月14日(金) 21時15分
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来年のオリンピックを控え北京では麻薬の取り締まりを強化している。今年の特別捜査では12もの密売団を検挙できた。密売の市場は郊外などにも広がり、そのテクニックは高度化しているという。資料写真。
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2007年12月13日、中国新聞網によると、北京では来年から麻薬の取り締まりをさらに強化し、オリンピックを麻薬の汚染から守ろうとしている。
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北京市麻薬取締委員会副主任、同市公安局副局長の傳政華(フー・ジョンホア)氏は、警察は公共の場での麻薬取り締まりに力を入れており、宣武区湾子、豊台区万泉寺、海淀区甘家口の3大違法地帯を徹底的に捜索し、同時に8か所の麻薬関連の場所も撲滅されつつあると発表した。また麻薬の密売市場は郊外やリゾート地、クラブなどにも広まっており、その規模は小さくなっているものの密売のテクニックは高度になっているという。
更に進んだ捜査をするために、今年警察では別名「カミナリ」というプロジェクトを始動し、入念な捜査の結果、12もの密売組織を検挙することができた。この中には3つの大規模な密売組織も含まれており、各種犯罪の嫌疑人も約110人を逮捕することができた。押収した麻薬は約6200グラムにのぼった。
北京オリンピックを控え、来年の麻薬取り締まりはいっそう大変な仕事になる。警察も専門の麻薬取り締まりチームや麻薬探知犬を配置したり、捜査に協力した人には報酬を出すなどの対策をとる。
また警察は、中毒患者の診療所であるメタドン・クリニックは今後更に増え、ここでの麻薬克服者の権益は保障するという。また個人で麻薬を克服するという患者に対しては、その実名を管理し、犯罪の防止に役立てるとしている。(翻訳・編集/浅野)
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