<早分かり>警戒の続く高病原性、鳥インフルエンザの脅威とは―中国

Record China    2007年12月14日(金) 14時13分

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先月より再度、江蘇省で発生しているH5N1鳥インフルエンザウイルスのヒト感染問題。もし感染が爆発的に広がれば、どんな事態になるのか?写真は9月に広州で行われた予防措置の模様。

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11月より再度、江蘇省で発生しているH5N1鳥インフルエンザウイルスのヒト感染問題。現在のところ他に症例が出ていないということで落ち着いているが、もし感染が爆発的に広がれば、どんな事態になるのか?鳥インフルエンザについて、再度、確認する。

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鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気。その中には高病原性鳥インフルエンザウィルスがあり、家禽類(ニワトリや七面鳥など)に感染すると、強毒タイプの場合は多くが死に至る。感染した鳥に接触したり、その排泄物に接触したりすると人間にも感染する恐れがある。

今後、人間から人間へ感染する新型ウィルスの出現も完全には否定できず、その場合にはほとんどの人が新型ウイルスへの免疫を持たないため、大量の感染者が出て、死亡率が高くなる危険があると恐れられている。

中国の感染症情報センターによると、先月より江蘇省で再び発生しているH5N1鳥インフルエンザウイルスの感染症例については、11月24日に発症した24歳の男性が12月2日に死亡、続いて12月3日にその父親の52歳の男性が発症し、現在回復に向かっている。中国保健省によるとこれまで27例が確認され、17例が死亡している。(翻訳・編集/愛玉)

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