中国の女2人、偽札購入も粗悪品つかまされ使用できず警察にうその通報、最後は仲間割れ―中国メディア

Record China    2016年4月29日(金) 9時50分

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28日、中国でこのほど、偽札を買って一もうけしようとした女2人が、粗悪な偽札をつかまされた上、1人が警察に通報してしまうという事件が起きた。

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2016年4月28日、中国でこのほど、偽札を買って一もうけしようとした女2人が、80万元(約1400万円)分の偽札を20万元(約350万円)で買い入れたが、粗悪な偽札をつかまされた上、1人が警察に通報してしまうという事件が起きた。網易が伝えた。

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安徽省の地元紙・新安晩報によると、女2人はともに偽造貨幣を購入した容疑がかけられている。警察に通報した1人は保釈されたが、もう1人は逃走中だ。警察は、偽札を売った人物の行方も追っている。

2人はいずれも50歳ほどで、普段から仲がよかった。2人は3月末、SNSを通じて知り合った男と会食した際、偽札について教えられた。当初は男の「本物そっくりだから、絶対に使えると保証する」という言葉を信じなかった。だが試しに使ってみると何の問題もなく使えたことから、「50万元分の偽札を12万元、80万元分なら20万元で売る」と言われ、一もうけできると思い、男の話に乗ってしまった。

2人は後日、安徽省六安市舒城県の喫茶店で男と会い、10万元ずつを支払い、80万元分の偽札が入ったスーツケースを入手した。だが自宅に戻り開けてみると、男が女らに見せた本物そっくりの偽札はほんの数枚だけで、残りは一目で偽札とわかるようなクズ紙だった。

有り金をはたいて用意した20万元をだまし取られたと知った2人が、何とか損を取り戻そうとして取った行動は、「喫茶店で盗まれた」とうそをついて警察に通報することだった。派出所に行ってうそを話すとともに、男の行方を捜し回ったが、どうしても見つからず、1人がついに偽札を持って警察に真実を明かしてしまった。

警察は男に懸賞金をかけ、逃走中の女1人とともに行方を追っている。(翻訳・編集/岡田)

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