南京大虐殺70周年、「虐殺記念館」がリニューアルオープン―江蘇省

Record China    2007年12月13日(木) 11時6分

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13日、江蘇省南京市の南京大虐殺記念館は事件70周年を記念した拡張工事を終え、再公開された。約50億円を投じ、敷地は大幅に拡大、新館も建設されるなど展示スペースを拡張した。

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2007年12月13日、江蘇省南京市の南京大虐殺記念館は事件70周年を記念し、拡張工事を終え、再公開された。改築工事には3億3000万元(約50億円)を投じ、敷地面積は約2ヘクタールから約7ヘクタールへと大幅に拡大された。年末まで無休で公開される。参観は無料。

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新たに建造された新館は2つの展示スペースから構成されている。第1の展示スペースは「人類の災禍 南京大虐殺史実展」と命名され、南京陥落前の中国情勢、虐殺、日本軍による強姦と略奪、都市の破壊など11の展示室が設けられた。第2の展示スペースは「勝利1945」と命名され、日本軍の暴行、苦難の抗日戦争、勝利と日本軍の投降、戦後の戦争裁判、正義を尊び未来を切り開く、という5つのテーマで構成されている。

単に史資料が展示されるだけではなく、館内には1937年当時の南京の街並みが再現され、空襲警報・爆音が鳴り響くなど参観者が当時の状況を追体験できるように工夫されているという。(翻訳・編集/KT)

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