干ばつで中国最大の淡水湖の面積が縮小、農業・船舶に影響―江西省

Record China    2007年12月14日(金) 9時5分

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2007年12月、中国最大の淡水湖・ハ陽湖の水位が低下、湖水面積は50平方kmを割り込み、農業用水の種類・船舶の通航に支障が生じる深刻な状態となっている。写真は干ばつで干上がったガン江。

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2007年12月、中国最大の淡水湖・ハ陽湖の水位が低下、湖水面積は50平方kmを割り込み、農業用水の種類・船舶の通航に支障が生じる深刻な状態となっている。新華社が伝えた。

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ハ陽湖は江西省北部の長江沿岸に位置する中国最大の淡水湖。周囲には広大な湿地帯が広がり、増水期と渇水期で湖水面積が大幅に変動することでも知られている。最大で4350平方kmに達する湖水面積は冬季には数百平方kmにまで減少するが、現在50平方kmを割り込む深刻な状態となっている。

この原因は夏より続く干ばつ。省気象部門の統計によると、今年9月15日から12月初頭までの降水量は38ミリと例年の2割程度だという。干ばつに伴い、ハ陽湖に流れ込む河川の流水量が低下、流入する水量より流出する水量が多い状態となり、湖水の急速な減少を招いているという。(翻訳・編集/KT)

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