Record China 2007年12月9日(日) 21時44分
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6日、出産に際し病院が適切な措置を採らなかったため新生児が死亡したとして争われていた裁判の判決が下された。裁判所は病院に新生児の埋葬費用・慰謝料など7万6000元(約114万円)を支払うよう命じる判決を下した。資料写真。
2007年12月6日、上海市の裁判所で、出産に際し病院が適切な措置を採らなかったため新生児が死亡したとして争われていた裁判の判決が下された。裁判所は病院に新生児の埋葬費用・慰謝料など7万6000元(約114万円)を支払うよう命じる判決を下した。解放ネットが伝えた。
今年1月、上海市の病院で33歳の妊婦・丁燕(ティン・イェン、仮名)が出産した。高齢出産であり、また不妊治療の末の妊娠でもあったため、家族は帝王切開による出産を希望した。しかし病院は拒否し、自然分娩を選択した。出産後、新生児は窒息症状を示し死亡した。
病院は起訴事実を認めながらも、出産日は週末にあたり規約によれば容態が急変しない限り帝王切開は出来ないことになっていたと主張、適切な措置だったと反論した。裁判所は規約は口実であり、胎児の窒息を見逃したのは病院の重大な過失だと認定、埋葬費用・慰謝料の支払いを命じた。(翻訳・編集/KT)
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